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Miku Torontoオープン

今日はAburi Restaurants Japanの母体となるAburi Restaurants Canadaの新しいお店の開業の紹介をします。
開業計画を3ヶ月も遅延するという苦難を強いられましたが、
カナダ最大の都市トロントに10月16日になんとかオープンすることができました。
Miku Toronto

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日本ではここまでの遅延の経験はなかなかなく、あっても業者に責任追及されるので、
ピンとこないかもしれませんが、
こちらでは物理的な根拠も追及することなく基本的に遅れるという概念が常態化しています。

あまりの不道理に堪り兼ねて、ここで日本のように「どっちが客だと思ってるんだ!」
などという抗議を剣幕たてた日には、彼らが途中でサジを投げて仕事を放り出すリスクさえあるのです。(その場合、他の業者が引き継ぐというのは基本的になく、あったとしても莫大なコストが余計にかかります)
個人オーナーは忍耐が最大の仕事になります。

それでも今回は3回目。満を持して臨んだのですが詰めが甘かった。。
マネジメントの失態に気づいたときは遅くてこのような結果になってしまいました。
3ヶ月遅れるということは、空家賃だけでなく様々なコストが乗っかってきてしまいます。
それだけでなく、採用のタイミングや当初予定していたPR戦略においてもリスケが必要となり、
1年前にイメージしていた戦略は全て白紙となります。

それでも起きたことは仕方がありません。
現状を把握し成功に向かってチームを動かしていく必要があります。

幸い僕は単独オーナー兼社長としてファイナンシャルリスクを全て追う反面、
CEOとしての陣頭指揮も取れるので余計な株主たちの意見を取りまとめる必要もなく、
有事に対するヘッジは早く、簡潔です。
チームは発展途上ではあるけどれど(世界一を目指しているので)、
経験を重ねるたびにグイグイ伸びていて信頼関係も強固です。
PR(マーケティング)もマネジメントもなかなかいいところまで回復することができ、
ファイナンシャルリスクは高まったけれど、取り返す手応えは十分です。

ここまでソリューションできるのはうちのチームだからこそだと自負しているし、

実際引き抜きも凄いようです(汗

 

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話は変わりますがたまに日本に行くと、「寿司は世界で当たるんだねー」って言われます。
これは海外にレストランを開業した人であればわかると思うのですが、
非常に侮辱的な言葉であり、素人の見解と言わざるを得ません。(安易に口にしないほうがいい)

本当にやってみたらわかると思います。

(これも日本のマスコミの偏重報道の害悪であり、実態を知らずにやれ海外と安易に出ていくのは危険です。実際なんども怖い目にあいました。)

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ブランドレストラン事業においてこちらでは投資リスクは複数の株主で分散するか、
資金に余裕のある富豪のファイナンスがバックアップするというのが通例です。
実際買い取ったMinamiの前の店には36人の株主がおりました。
それだけリスクビジネスである反面、万分の一でブレイクアウトする可能性もある。
なので投機の対象的な要素が強いのです。産業というにはあまりにも稚拙な産業構造です。

移民の僕が独資で(もちろん銀行融資ですが)、それでも株主リスクを全てを追って、
全体の約80%のスタッフを現地のカナディアンで採用し事業しているのですが、
それで200席規模のレストランを立て続けに開業するなど他に例を知りません。(まさにブルーオーシャンです。)
僕は最初から企業として世界一のグローバルブランドをつもりで開業したので労働基準や就労基準も現地に合わせました。
移民は日本も中国も韓国も基本的に事業の難しさからアンダーグランドな方法で雇用します。
でないとP/L上の利益を得られないようです。

おそらく北米の日本人経営のレストラン企業でこれだけのを現地採用している企業はうちぐらいだと思います。
目的の問題なので善悪はなく、当然ながら是非について言及するつもりはありませんが、
ビザ取得が難しくなった今日、現地での発展に多大な可能性を有していることは確信的です。

 

言葉の問題はありますが、僕が考えているビジョンはきっとカナダの産業人にとっても
新しく、そして、待望していた未来像だったのだと思います。

今回も僕がオーナーとして忍耐しきれたのは開業したらこのチームなら必ずやり遂げるという確信と、
Aburi Brandの革新的ブランド力にありました。(もちろんCEOとしての自信も)
彼らはまた時間を忘れて開業に没頭しました。
日本人幹部だけでなく、カナディアンの幹部もです。

欧米人というだけで植え付けさせられてた負のイメージは完全に払拭しました。
確かに環境の違いや言葉の違いは大きいけど根本的に同じ人間です。地球をベースにスタンダードを作っていきます。
僕はこうして机上の論理だけではなく、
体験も重なってグローバルブランドを作るイメージを鮮明にしました。
これからトロントはうちのマルチブランドによるドミナント戦略のターゲットシティとして
力を入れて展開していきます。
そしてカナダにおいては独資にて開業しながら、同時にエグゼクティブ
マネジメントチームをあらゆる部門で確立し、このAburiマルチブランドのドミナント戦略を
モデルとして世界のマーケットにパートナーシップやエリアFCという形で広げ、
見事ビジョンを達成するイメージです。
その中枢となるのがAburi Restaurants Canadaであり、Japanなのです。

トロントドミナント戦略においては、
MikuはAburi Sushi Brandの旗艦ブランドなので、
まずはこれが大きくブレイクアウトすることが絶対条件です。
ハイエンドレストランにオープン景気などありません。
現地で名の知れたブランドがない限り、マーケットは無反応です。
バンクーバーに最初に出した時がそうでした。
投資会社をつけてPRに常軌を逸する大量の資金をつぎ込むことはできないけど、
バンクーバーで作った信用が助けとなり、またバンクーバーでMikuを経験したトロントの人たちが起点となって、

次から次へと口コミで広がり、予約の数も毎週増え続けています。

マネジメントには自信があるので目指すレベルを維持発展させながら街を代表するレストランになるイメージは鮮明です。

 

まるかつも同様に熱い思いを内に秘めて、開業までの1ヶ月間を楽しみたいと思います。

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